三沢基地 米空軍F-16デモフライト訓練(2024/06/05)

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

子供の頃よく唄っていた絵描き歌の一節に「6月6日に雨がザーザー降ってきて・・」といったものがありましたが今日(6月6日)の青森は雨こそ降っていないけどちょっと梅雨寒(梅雨入りはしていません)といった天候です。
昨日の2024年6月5日(水)に三沢基地で実施された米空軍のF-16戦闘機によるデモフライト訓練を観てきました。
三沢基地にはアメリカ空軍のデモフライトチームが常駐していてここ三沢から要請があれば日本各地さらに近隣諸国まで飛んで行って展示飛行を行っています。
定期的にパイロットの技能維持のために基地上空でデモフライト訓練が行われています。
訓練情報については三沢市の情報メールで事前に告知があるので可能な限りクルマにカメラを積んで出かけるのですが今回は本来月曜に予定されていおたものが悪天候で延期になったもので急遽の出動となりました[わーい(嬉しい顔)]
告知を知らなかった三沢市民の方にとっては突如の爆音で驚かれたかもしれません。


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実際に航空祭で行われるデモンストレーション飛行(展示飛行)と同じような演目を見ることができます。
ただし基地内には当然入れないので皆さん思い思いの場所で見学や撮影をなさっています。
今回は基地に隣接する県立三沢航空科学館の屋外展示場(大空ひろば)での撮影です。
ここは主にRWY10運用時に東側(太平洋側)に向かって飛び立つ軍用機を撮影するポイントの一つですがほぼ日中は逆光となるのでそれなりの覚悟が必要です。


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ヴェイパーと呼ばれる空気が高速高圧で機体に衝突する際、急激冷やされて水蒸気となる現象です。
三沢のデモチームのF-16といえばイタチのスペシャルマーキング機が思い浮かぶ方も多いかと思いますがこの日のデモフライト訓練機はイタチ君ではありませんでした。
この日は2回
ほどイタチ君の離発着を見られたのでデモフライト訓練に使われるかなぁと期待はしていたのですが・・・

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相変わらずこうした本気モードの戦闘機を追って綺麗に撮影するのは難しいですね
数百枚の撮影画像の中でお見せできるものがほとんどありませんでした。

いつもここ大空ひろばでは説明スタッフのYさんから貴重の情報をいただいていますがこの日は新しいカメラを見せていただき自分ももう少し高機能なカメラと500mmほどの望遠レンズが欲しくなっちゃいましたが我慢我慢です[たらーっ(汗)]

この日は母親のデイサービス通所の日だったので夕方まで自由時間が出来たのですが以前のように自分の都合だけでぷらっと撮影に出かけられるような状況ではなくなったのでカメラ機材には当面資金投入はできません。






▲そういえばこのプラモもまだ作ってはいないけど持っているなぁ(積みプラ中)

今年最初の”三沢詣で”です(2024年4月19日)

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今年から同居する母親の見守り介護生活に入ったのであまりアクティブに活動することが困難になってしまいました。
そんな中、4月の中旬に6日間ほど母親をショートステイで預かってもらえることになりその貴重な数日間の一日を使って三沢基地へ撮影に出かけてきました。

今年になって初めての”三沢詣で”となります。
昨年の秋からほとんど撮影をしていないので勘が戻らず苦戦していますのであまりきれいに撮れた画像はないのですよ[たらーっ(汗)]

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米海軍の哨戒機
P-8A”ポセイドン”です。
この日は三沢に駐留する米空軍のF-16戦闘機部隊の一部はアメリカ本土での演習に出張中でいつもよりも静かな三沢でしたのでこの機体はタッチ&ゴー訓練を繰り返し何回もやっていました。
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数分おきに撮影できるので勘を取り戻すのにちょうどよい練習台になってもらいました。
でもこうして撮影画像を見ると満足のいくものがほとんど撮れていません。

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この日は金曜日ということでHACの札幌(丘珠)便の就航日。
パソコンのフライトシミュレーター(MSFS2020)でよく操縦するATR 42-600ですのでリアル運航の様子は参考になります。
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シミュレーターで三沢に着陸する際にこの撮影ポイントがコックピットからどのように見えるか視点を移動して確かめようとしたけど機体を無事着陸させるのが精一杯でそんな余裕がまだまだありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
この日の飛来機はJA02HCで昨年まで雪ミク塗装機だった機体です。


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前述の通りこの日はF-16戦闘機部隊の一部は海を越えての演習参加中でしたが残ったF-16の中にこちらのちょっとレアな機体が・・・ステルス性能を構造させる塗料と言われているHGV塗装機の844号機
色味の違いは光線の関係などで判別しにくいのですが通常機と比べて迷彩なしの単一塗装なのでコックピットサイドの塗り分けがないのが簡単な見極め方です。
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通常塗装機にはこのようにコックピットサイドの塗り分け(色の濃淡で分かると思います)があります。
大きな増槽(燃料タンク)を下げていますね
青森県ではF-16の訓練中に緊急事態発生ということでこの増槽を地上に何度か落とされています。


この日のクライマックス?と言いながらも現地に到着した直後に慌てて撮影したのがこれ

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アメリカ海軍の第138戦術電子戦飛行隊“イエロージャケッツ”のEA-18Gグラウラー部隊の CAG機コールサインはRAMPAGE)
この部隊の愛称であるイエロージャケッツとはスズメバチのことで垂直尾翼に大きく描かれています。
蜂は苦手の自分はちょっとこのマークを見ただけで怖いきがします。

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ノーズが切れていて残念な一枚となってしまいました[たらーっ(汗)]
この時現場にはYoutubeに動画をよくUPされているYさんも立派な機材で撮影されていたのでその時にUPされた素晴らしい動画を見て楽しんでいます。
あまり動画撮影されている人の近くで撮影するとこちらの連写時のシャッター音が邪魔になりそうなので距離をとったのですがちょっと遠慮しすぎてこちらの撮影アングルが悪くなっちゃったかなぁ
グラウラー部隊は定期的に配置される部隊が変わるのでそれぞれの部隊のスペシャルマーキング機を撮影する楽しみがあります。


さて次回はいつここに来られるのかなぁ~

海上自衛隊 八戸航空基地一般開放(2023/09/17)その4

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9月17日に開催された海上自衛隊 八戸航空基地の一般開放に参加したレポの最終回となります。
航空基地とありますがここは海上自衛隊の基地となり対潜哨戒機P-3Cの活動を支える重要な基地です。
基地の一般開放はこうした自衛隊基地の催しでは珍しく基地内までクルマで入場できるのでとても参加しやすくより身近に感じるイベントです。

午前中は祝賀飛行でP-3Cが会場上空を飛んでだだけでしたが午後は陸上自衛隊のAH-1Sと海上自衛隊のP-3Cによる飛行展示がありました。

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会場の規制線ロープを支えるポール代わりには使用済みのドラム缶が置かれています。
最近ドラム缶なんてあまり見かけなくなりました。
田舎だとこれを縦方向に真っ二つにしてBBQコンロにしたり山菜の蕗を煮るときの鍋代わりに使ったりと意外と利用価値はあるのですが・・・・

陸上自衛隊 対戦車ヘリ AH-1S による飛行展示

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陸自の対戦車ヘリ AH-1S”コブラ”乗員は2名で前席に射撃手(ガンナー)、後席に操縦士が座るレイアウトで後席の操縦士の視認性を確保するために雛壇式レイアウトが採用されています。


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このAH-1Sはお隣の陸自八戸駐屯地から
ほとんど同じ敷地といっていいほどの距離です。
今回は車両展示の方はなかったです。

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飛行展示では会場正面でホバリングして観客に向けてガンナー(射撃手)のヘルメットに連動して動く機首前方の20mm機関銃の銃口を向けてロックオン。
ちょっとだけ不気味
観客は皆、脳内で瞬殺されてしまいました。

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敵に正対した際に投影面積が小さくなるようにかなりの細身の機体になっています。
細いシルエットは上空を飛んでいく際にも際立っているので我が家でもよく飛んでいくヘリを見上げる際にはこの形式のものは識別しやすい機体です。

海上自衛隊 対潜哨戒機 P-3C ”オライオン”による飛行展示
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飛行展示に向かうP-3Cが離陸していきます。

NOTAMにあったように2機で飛行展示するようです。

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機体を大きく左右に振りながら会場上空を通過していくP-3C

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1番エンジンを停止させての飛行(93号機)
4発あるエンジンのうち1機だけ止まってもなんら飛行に影響はなさそうです。

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こちら(97号機)も1番エンジンを停止させての飛行

こうした対応はエンジン停止トラブルなどの緊急時対処だと思っていたら上空での活動時間を稼ぐために燃料の節約目的でよく行われるそうです。
涙ぐましい感じもします(防衛予算の増額で解消できるかなぁ)

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今度は上空からパラシュート投下のデモンストレーション


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動画でもどうぞ



飛行展示が終わると外来機(当基地所属以外の航空機)が続々と所属基地へと帰っていきます。
飛行展示が少ないので八戸航空基地のイベントはこの外来機をみんなで見送るまでがプログラムになっているかのようです。


SH-60Kは大湊基地へ
マーシャラーの真後ろに陣取ったのでよい動画が撮れました。

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私もこの後、帰宅の途に就くのでクルマで追っかける形になりますが絶対に追いつけません。(我が家の上を飛んで大湊に帰るんだろうなぁ)


陸上自衛隊のUH-1は会場のすぐ北側にある八戸駐屯地までの移動。
会場から駐屯地内のヘリポートに降りていく様子も遠目に見ることができます。

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航空自衛隊のF-15戦闘機は千歳へ

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機体上面にあるエアブレーキを上下にパタパタ開閉させてのお別れのごあいさつでした。

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航空自衛隊の飛行点検機は入間基地へ帰るのかなぁ?
新機種になって機内環境はかなり快適になったようですが食品を温める電子レンジが欲しいそうです(隊員の方の話)。
なかなか予算がつかないそうです[たらーっ(汗)]

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やはり大きな機体が飛びたつ姿は皆さんみたいですよね~

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機内の乗員の皆さん、観客に向けてお手振りでお別れです。

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展示中に気になっていた左機首側面のガムテ補修部分はきれいになっていて一安心です。

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離陸・離水距離が短いUS-2、このまま岩国までご帰還でしょうか?


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海上自衛隊の期待の哨戒機 P-1も飛び立ちました。
国産開発のP-3C後継機ですが八戸への配備はまだされていません。
中型サイズのボディに4発のジェットエンジンという民間機のトレンドに逆行するような贅沢な機体ですね
海外に積極的に売り込んでいますがいまだに日本以外での採用はないですね。
2発ジェットのP-8にどうしても競合すると負けます。

こちらは厚木航空基地へ帰るのだと思います。

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アメリカ海軍のP-8Aポセイドンは三沢へ?
この機体が世界の対潜哨戒機の主流になりつつあります。
昨年は真っ先に帰っちゃったけど今年はゆっくりお帰りでした。
もうこのころになると会場には蛍の光が流れていました。

やはり八戸はゆったりくつろいで楽しめるイベントですね
三沢のような大混雑はどうもという方にはお勧めです。
来年はもう少し顔ぶれを刷新して飛行展示も増えてくれればいいんですが・・

陸自オスプレイなんかどうかなぁ~

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滑走路エンド脇の特設駐車場まで戻ってきました。
用途廃止になったP-3Cが並んでいます。
エンジンパーツは取り外されて部品取りですね
必要なパーツが出れば都度ここから外して使うのかなぁ?
三沢の航空科学館の大空ひろばにも1機欲しいです。


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