フライトシミュレーターで丘珠空港から三沢空港へ(前編)

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
今年になって母親の見守り介護生活が続いているのでちょっとした外出や宿泊を伴う旅行なんて当面諦めざるを得ません。
でもPCのフライトシミュレーターでちょっとした空き時間を使って日本中いや世界中を文字通り”飛び回る”ことができるのでちょっとした息抜きになっています。

私が使用しているのはMSFS2020というマイクロソフト(MS)が昔から開発販売を続けている伝統あるフライトシミュレーター(FS)です。
PCゲームとしてはフライトシミュレーターというジャンルはパソコン草創期より人気のあるジャンルです。


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今回はJALグループの北海道エアシステム(HAC)が就航する札幌(丘珠)から三沢までをターボプロップ機のATR42-600を使って飛んでみます。
上の画像は実際に三沢空港に飛来したHACのATR42-600です。


キャプチャRJCO.jpg
出発空港は札幌の丘珠空港(RJCO)です。
全国各地から路線が集まる新千歳空港に比べるとだいぶ小規模な空港です。
札幌市中心部近くにあるので便利です。
民間機はHACとFDAそして新設されたばかりのトキエアが就航しています。
また陸上自衛隊との共同使用空港となっています。

HACは全機がターボプロップ(プロペラ)機のATR42-600でここい丘珠空港が同社の基幹空港(HUB空港)になっていて北海道各地や道外では三沢と秋田に路線を持っています。
短い滑走路(1500M)
なのでFDAが使うエンブライエル(ジェット機)は冬期の凍結路面状況下でのオーバーランの危険性を考慮して非降雪期のみの運航となっています。
FSMS2020ではドローンカメラでこうした飛行機から離れた場所での撮影も可能です。
このように旅客ターミナルの外観もよく再現されています


キャプチャRJCO2.jpg
丘珠空港の上空からの撮影
札幌市郊外にある新千歳空港に比べて圧倒的に市中心部からも近くにある空港です。
滑走路は1本だけでRWY32の先はもう石狩湾が広がっています。



simbrief.jpg
今回の飛行ルートです。
丘珠空港のRWY32から飛び立ってすぐに右旋回して新千歳上空を通過し太平洋に出て三沢を目指して南下します。
三沢空港のRWY28に着陸予定です。
出発前に事前に提出するフライトプラン(飛行計画書)はSimbriefというオンラインサービスで作成しています。

飛行には細かく定められたルートに沿って飛ぶ必要があるので自由に空を飛ぶというイメージとはちょっと現実は違います。

RJCO.jpg
フライトプランが承認されればいよいよ旅の始まりです。
MSFSではコールドモードという機体の電源すら入っていない状況から実際のパイロットが行う手順に沿って機体を飛ばせるようにできるのですが当然ですが素人にはまともにエンジンをスタートさせることすら難しいのでYoutubeなどに実際のパイロットさんなどがUPしている飛行手順の動画を参考に何度も練習して機体を動かせることができるまでになりました。


キャプチャrjco02.jpg
滑走路への進入許可が管制官から得られたので期待を滑走路の中心線に移動させます。


キャプチャrjco03.jpg
操縦席の様子です
ここに写っている各種画面やボタン、スイッチ類のほぼすべてが実際に動かすことができます。
きちんと実際のプロセス通りに操作しないと飛ぶことはできません。
本物は機長と副操縦士の2人で操縦するのですがフライトシミュレーターでは基本的に自分ひとりで2人分の作業をこなすことになるので意外と大変です。
ボタン一つ押せば飛ぶなんてことはありません。


IMG_4356(1).jpg
これが私のフライトシミュレーター環境です。

PCデスクにジョイスティックを置いてキーボードは平置きできる空間がないのでモニター前に立てかけています。
マウスも必須なのでこのスペースではちょっと狭すぎるのが目下のところの悩みです。
飛行機の操縦桿はボーイング社のハンドルタイプのもののほかに
エアバス社が多く採用しているサイドスティックのものもあります。
私のジョイススティックはもうかなりの年代物でマイクロソフト製のForceFeedBuckと呼ばれるものでジョイススティックにPC側から操作に合わせた負荷(ForceFeedBuck)がかかる仕組みで着陸の際にタイヤが設置するとちゃんとその振動が伝わって来ます。


キャプチャrjco04.jpg
機体に電源を入れてエンジンを始動させて機体のフライトコンピュータに各種設定を入力したりする作業を進めるだけで結構な時間がかかります。
多分実際の運航と同じくらいの時間が経過していると思われます。
さて離陸許可も得たところでエンジン出力を上げて離陸しますよ
離陸後はすぐに右旋回してTOBE1EというWP(ウェイポイント)へ向かいます。
WPは空に設定された目標地点のことでこのWPを線で結んで目適地近くまで飛行ルートを作成して計画通りに飛ばなければなりません。


キャプチャ001.jpg
離陸すると設定されている飛行ルートに沿ってAP(オートパイロット)でぐんぐん高度を上げていきます。


キャプチャ002.jpg
KURISというWP(ウェイポイント)を通過すると次のWP(TOBBY)へ向けて針路が自動的に変わります。
離陸時に少し操縦桿を操作した後はほぼこのようにAPによる自動操縦になるので各種計器をチェックしながら異常がないか見守っているだけです。


キャプチャ003.jpg
順調に飛行ルートを飛んで苫小牧上空で太平洋上に出ます。
運河のような苫小牧港が眼下に見えていますよ
次のWPは海上にあるTOBBYです。


キャプチャrjco06.jpg
コックピットの右画面(ND)には現在位置と針路方向の地図情報が表示されています。
左画面(PFD)は飛行機の姿勢と高度と速度等が表示されています。
PFDの背景に実際に見えるであろう地形が表示されています。


キャプチャrjco09.jpg
視点を客席に移動させて窓からの景色を楽しみます。
ちょうど主翼位置の座席ですね
当然ですが飛行機の位置に合わせて刻々とこの眺めも変化しますよ

ここまでは順調なフライトです。
北海道を離れ一路三沢空港を目指しTOBBY,LARCH,OBCHIの順でWPを通過して太平洋を南下し三沢沖まで巡行。(後編へ続きます)


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フィルムカメラ

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
青森県を含む北東北も6月23日(頃)に梅雨入りしました。
平年だと6月15日(頃)に梅雨入りしているようなのでやはり今シーズンは他地域と同様に遅めの入梅です。
まだ6月というのに猛暑になっている地域もあるようですが流石にこちらではそこまでの暑くはなっていませんがそれでも数日ほど真夏を思わせるような暑い日がありました。
今シーズンもエアコンの無い夏を迎えることが決定した我が家では扇風機と窓から入ってくる自然の風、そして冷たいアイスクリームに頼る日々がやって来ます。

そうそう最近、ちょっと驚いたのがカメラ業界を賑わせている昔ながらのフィルムカメラの新製品が21年ぶりに発売されたという話題です。

もうすっかりデジカメが当たり前の時代で前回記事にした公衆電話同様に若い世代には馴染みのない(知らない)フィルムカメラですが最近人気のアナログレコードやカセットテープと同じように人気に火をつけるのもまたZ世代。
自分の周りにはいないけどフィルム撮影を楽しむ若い人が増えているようでメーカーさんも商機ありとフィルムカメラの開発&販売を決断したようです。

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その話題のカメラがこちら
リコーイメージング(株)のPENTAX 17です。
PENTAXブランドでのフィルムカメラの新製品は実に21年ぶりなんだそうです。
一見すると高級コンデジのようなデザインに見えますが高級コンデジの方が往年のメカニカルなフィルムカメラのデザインを踏襲しているのでこちらが本流ですね
IMG_4360.jpg
▲こちらはクラシカルデザインが気に入って手に入れたデジカメ FUJIFILMのX20です。

焦点距離は35mm判換算値で37mmでマクロモードで25cmまで寄れるようです。
フラッシュも内蔵。

[カメラ]PENTAX 17の仕様等の詳細はこちらから


使用するフィルムは一般的にどこでも買えた35mm判フィルムでOKなのですがフィルムの1コマ(36mm×24mm)の半分(ハーフサイズ)の17mm×24mmが1コマとなるので24枚撮りフィルムだと倍の48枚撮影できる計算になります。
このハーフサイズの17mmという数字が商品名の”イチナナ”の由来です。
スクリーンショット 2024-06-27 102811.jpg

ハーフサイズカメラって自分の世代よりも前の世代の人たちが当時、コンパクトカメラ(普通にイメージするカメラよりもさらに小型のカメラ)で撮影していたフォーマットになります。
通常は横にカメラを構えてシャッターを切ると横長の写真が撮影できるのですがPENTAX 17では縦長の写真がとれちゃいます。
横長の写真を撮るにはカメラを縦に構えることになります。
自分の場合は縦長写真を撮ることは滅多にないのでこのカメラだとちょっと違和感を感じそうですが縦長画像がスタンダードなスマホ世代にとってはこのスタイルが合っているのだとか・・
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PENTAX 17の上部
フィルムカメラ時代の終盤はフィルムの自動巻き上げが当たり前になっていたので手動の巻き上げレバーがあるカメラって懐かしいです。
シャッターを切って(押して)次の撮影のためにフィルムを巻き上げるといった一連の”撮影する”というルーティーンは私の頭の中では今でも一番”写真を撮る”という行為にしっくりとくるんですよねぇ
当然、フィルムを使い切れば手動で巻き戻さないといけません。
そんなことを言っていますが私の人生の中ではもう半分以上はデジカメでの撮影という状況なんだよなぁ~

フィルムカメラの中でもかなりクラシカルなデザインですが操作がすべてマニュアルということでもなくてピント合わせは手動選択できるゾーンゾーンフォーカス(オートフォーカス)です。
撮影モードもフルオートの他に低速シャッター、バルブなど7つ用意されているのでデジカメと比べても遜色ない簡単操作が実現されています。


IMG_4352.JPG
カメラの裏蓋を開けてフィルムを装填
特にコツがいる作業ではないのですが女性の方は苦手という人も当時は多かったです。

レンズから入った光がフィルムに当たる部分がご覧の通りハーフサイズ(縦長)になっているのが分かります。
フィルムカメラなので光学ファインダーは必須ですがハーフサイズなのでこちらも縦長の視野になっています。

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デジカメだと液晶モニターがある部分には使用しているフィルムの箱を一部切り取ってフィルム情報をポケット確認できるメモポケット付き
デジカメだとカメラの裏側ってボタンやダイヤルがたくさんありますがフィルムカメラではkの部分は単なる
”蓋”なのでスッキリしています。
ファインダー右の黒丸は別売りのケーブルリモコンを使用する際の端子


直販サイトでの価格は88,000円(税込み)で初回生産分は予約を早々に締め切るほどの人気だそうです(たしかに良心的な価格設定)

フィルムカメラはデジカメやスマホのように撮影したらすぐに画像を確認できないし自分で現像やプリントができなければ業者さん(お店)に頼まないといけないといけないのだけどこの不便さを享受しても得たいものが皆さんあるんですねぇ
オートフォーカスなので被写体ブレや手ブレに注意すればそれなりの写真が撮れそうですがプリントを見るまでのドキドキ感は確かにデジタルでは得難いものがありますよね

いつの間にかDPEという看板を掲げたお店やフィルムを扱っているお店も
みかけなくなりました。
写ルンですも最近は売っているお店見かけないんだけど都会ではまだまだDPEサービスの利用に不便を感じなかったりフィルムも入手困難という状況ではないのかなぁ?

自分の住んでいる町ではDPEサービスの取次店もフィルムを売っているお店もないんだけど

amazonでフィルム価格を調べたら結構なお値段しています。
フィルムカメラ全盛時の価格の4~5倍くらい?





昔はDPEショップに撮影したフィルムを持ち込むとサービスで1本フィルムがもらえたりもしたよなぁ
ネットでDPEサービスを掲げているサイトも中身はデジタルプリント専門みたいだし・・
ざっと試算するとフィルム代とDPE代で36枚撮りフィルム(72枚プリント)で4~5千円くらいのコストになるんじゃないかなぁ~

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フィルムカメラの話題になったので父親の形見となった往年の名機・YASHICAのエレクトロ35を久しぶりに出してみました。
子供の頃の家族写真はみなこれで撮ってもらった思い出のカメラ。
特に防湿庫に保管しているわけでもないけどコンディションはけっこう良さそうです。
父親が大切に扱っていたのが思い出されます。
よく「ローソクの灯りでも撮影ができる」と自慢していたなぁ
どうやら動かせるようにするにはバッテリーを自作する必要があるとのことらしい。
コンディションチェックのためにフィルムを入れて撮影してみたいんだけど・・





希少な公衆電話機

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

 

最近は携帯電話の普及でこうした公衆電話機を見かけることも少なくなってしまいましたね
それでも1km~2km四方に1台の割合で設置されているそうです(設置義務がある)

小学校では公衆電話の使い方を児童に教えているところもあるそうですが中高生でも公衆電話の使い方を知らないというケースも多いかもしれません。
通信障害時や携帯を持たずに出かけてしまった際などには公衆電話のお世話になるかもしれませんので小銭やテレカも用意していざというときには使えるようにしておか
ないといけませんね

IMG_4285.jpg
さて、公衆電話ボックスに収まっているのこの公衆電話ですがもうお気づきですか?












そう、受話器が2つついています。


これぞ現在国内で稼働している台数が一桁台というとても貴重な公衆電話
その名も”デュエットホン”です。
(フォンではなくホン)


受話器が2個あるので かけ手側に2人 VS 受け手側ひとりの計3人で通話ができるという優れもの?

平成になって登場した公衆電話でNTTが日本の電話事業100周年を記念して数量限定で製作したものです。
自分も東京に居たころは何度か目にした記憶がありますが使ったことはありません。
いや、空いている普通の公衆電話が無くてこのデュエットホンを一人で使ったことがあったような・・
2対1に通話シーンなんてなかなか思い浮かびませんがこのデュエットホンから電話がかかってきたら受けて側はちょっと戸惑っちゃうかもしれませんね
女の子同士のおしゃべりや友だちを伴っての愛の告白なんていうこともあったのかなぁ

私が知る限りNTT西日本管内で2台稼働、東日本管内では川崎市の中原区役所前に1台、そして我が青森県にはなんと2台が稼働中というのだけどはっきりした残存数はわかっていないようです。
他の方の投稿を見るとむつ市のものはカウントされていないケースもあって意外とまだ国内には多く存在しているのかもしれません。

青森県内にあるという2台のうちの1台がお隣のむつ市中心街のマエダ(商業ビル)前にあるのです(もう一台は深浦町にあるとか)
ちゃんとGoogleのストリートビューでもしっかり確認できますよ
ブログに掲載するために先日買い物途中に撮影してきたのが冒頭の1枚です。

いつからここに設置されているかは不明ですが平成の時代のことならもう30年以上ここにあっても不思議ではないです。
ここまで来たらもう壊れて部品が無くなって修理不能になるまでは設置され続けるような気がします。


そしてこのデュエットホンですが公衆電話のカプセルトイのレアアイテムとして商品化されています。

公衆電話のカプセルトイは以前に少し集めていましたが今回どうしても欲しくなってしまいフリマアプリで手に入れました。
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実物を撮影した画像よりも細部がよくわかります。
カプセルトイの中でも細部まで精密に再現されていると思います。


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フリマ(Yahoo!フリマ)ではこのデュットホン2台と通常のもの2台に加えてこのスタンドがひとまとめで売りに出ていました。


デュエットホン以外の私のカプセルトイ・公衆電話コレクション


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MC-3P アナログ公衆電話機
1986年(昭和61年)
今では公衆電話といえば緑色ってイメージが強いですが昔は赤色やピンク色でしたね
コインの代わりにテレホンカード(テレカ)対応になったあたりからこの緑色になったんだっけ?
100円玉入れてもおつりは出て来ないのでテレカなら通話に要した度数のみ消費されるので経済的。
テレカの残度数表示がついています。



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DMC-7 ディジタル公衆電話機
1996年(平成8年) 

なぜか”デジタル”ではなく”ディジタル”と表記される。
ISDNネットワークを経由して通話以外の通信にも対応するものですが実際に通信機器をつないで使っている人を見たことが無いです。
公衆Wi-Fiとか3Gとかまだなかった時代の代物でISDN通信網の提供が終了している現在はもう見かけなくなった電話機?
それとも通話専用でのこっているのかなぁ?
ボタンの下にPCやPDAの通信対応機器をモジュラーケーブルでつなぐためのコネクタ口がついています。



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MMC-D8 アナログ公衆電話機
2016年(平成28年)

ボタンが大きくなって見やすく押しやすくなった親切設計

公衆電話事業は東西NTTにとっては赤字事業なんだそうですが省令で公衆電話の設置義務を課せられているので機材更新とか新型機の開発とかは積極的に取り組みたくはないはずなのでデュエットホンのような変わり種希少種ももう少し頑張ってもらいたいところかも


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ずらっと並べた公衆電話

こうして並べるとデュエットホンて両サイドにスペースを空けないと受話器2個を使って通話する人がいると使いにくいですね

残存機がボックス内や単独設置ばかりといいうのは頷けます。