道の駅出店と新型コロナ感染

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
今年のGWはカレンダーの上では前半と後半に分かれていますが私はGW前半の4月27日(土)と28日(日)に家の近くの道の駅で期間限定で出店している親戚の露店のお手伝いをしてきました。
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青森県上北郡横浜町の国道279号横浜バイパス沿いにある道の駅よこはま・菜の花プラザ
神奈川の横浜市よりも横浜町の方が歴史が古いというのが町民が自負するところで、横浜消防署も横浜郵便局もこの町にあります。(流石にJR駅は陸奥横浜ですね)

横浜町の菜の花は先日、開花宣言があったばかりでまだまだ満開は先になりそうですが新型コロナウイルスが5類になって初めてのGW&好天気ということで大勢のお客さんで賑わいました。

私と同居の母親は先月(3月)新型コロナ陽性となりましたがホタテの作業場内でも感染が広がりまだまだ気を感染対策は気を抜けないなぁと思い知ることとなりました(ちょっと今更感が強いのですが・・)
幸い予防接種を欠かさず受けていたのが良かったのか一晩だけ熱が出た程度で比較的軽症でした。

一応マスクの着用義務はなくなったものの対面販売なので何かあったらこっちも大変ということで息苦しさを感じながらいまだにマスク着用しています(まぁ食べ物商売なので当然といえば当然)
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▲露店の営業風景
毎年この時期はここでお手伝いをしています。
漁師のお店という事で売っている海産物の焼き物は網にかかったものや漁協から仕入れたものでじゃがバターのイモ(メークイン)は自家生産品です。
仕入れコストが比較的安く抑えられるので販売価格もこうした観光客相手のお店としては破格値です。
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ホタテ串焼き 1串400円
つぶ貝串焼き 1串500円(上の写真には写っていません)

上の写真の手前側の貝柱5玉串は地元で獲れるあまり流通しない2枚貝の
赤皿貝串焼き 1串300円
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じゃがバター 1皿300円(お芋3個分)
皆さんお芋1つの価格だと思っているようでパックに3個載せて提供すると驚かれますね

インバウンドの外国人観光客が押し寄せている有名観光地だとカレーが3,000円とか海鮮丼12,000円でも飛ぶように売れていると聞くともう少し高めの価格設定でもいいのかもしれませんね(でも日本人向けの良心価格で頑張ります)

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青森県民のお花見に欠かせないご馳走といえばこのトゲクリガニ。
こちらもスーパーやお花見会場の露店価格の半値くらいで売っています。
このカニは眼の前に広がる陸奥湾で獲れるのですが今年は全体的に小ぶりです。
毛ガニと同じ食べ方です。(ちなみに私はカニ味噌を食うカニはたべません)

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営業2日目は私はこの”青つぶ貝”の焼き物担当でした。
サザエみたいに身をくるっと楊枝で剥いてたべます。
これはなんと1個100円で販売しました。
焼きながらちょっと失敗したものをつまみ食いしながらの美味しいお仕事。
昨年は200円で売っていたのでちょっと安く売りすぎましたね

GW後半は5月3日~6日に営業予定です。
5月11日(土)12日(日)の両日は横浜町最大のイベントである菜の花フェスティバルなのでこの両日も営業予定です。


すっかりご無沙汰しちゃいました。

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

すっかりご無沙汰してしまいました。

例年2月~4月はホタテ養殖作業の繁忙期なので当ブログも更新中断の予告をさせていただきほぼ活動休止となるのが恒例なのですが・・・

今年は母親の介護をする生活も始まってちょっとというかかなり余裕のない毎日を送っていました。

お陰様で大腿骨骨折ののち手術を受けてリハビリをしている母親も今では歩行器を使わずにひとりでトイレに行けるようもなりトイレに介添え(介助)も手がかからなくなりつつあります。

それでも夜間は母親と同じ部屋で自分も寝て夜間のトイレ介助に平均して朝まで3回ほど起きるのでなかなか熟睡とはいかずこれが結構体力的にきついですね
母親ひとりでもトイレには行けそうなのですが夜間という事もあって心配なので当面はこの生活が続くと思います。

ホタテの養殖作業の方は早朝の岸壁での作業は母親の介護を理由に今シーズンは免除してもらって朝9時過ぎに出勤して夕方5時まで働けるときにはたれけばいいという自由出勤形態をとらせていただきました。
青森の陸奥湾でのホタテ養殖は実は今深刻な状況でホタテの成育が非常に悪い状態が続いていて我々も例年の作業量のホタテ違いが確保できず実は4月に入ってすぐに今シーズンの春の作業は終了してしまいました。


実はこの間、当漁協所属のホタテ養殖船が沖で沈没、乗員4名全員が無くなるという大惨事が発生しました。
全国ニュースにも取り上げられて町も大騒ぎに

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当該漁船は同じ漁協といっても隣の漁港の船だったのですが最後まで行方不明だった乗員1名の捜索に全組合員が参加ということでしばし養殖作業全体がストップしました。
海に生きる人たちのこうした時の団結力は凄いものがあります。

上の画像は当該漁船が海中に沈没していた海域を僚船が捜索している様子。

見えにくいのですが捜索に当たる漁船も見えます。
それほど海岸から離れていない場所でこのうような惨事が起こったようです。
もう少し沖には大湊の海上自衛隊や青森の海上保安庁の大型艦船による捜索が行われていました(大型艦船は養殖施設が点在する沿岸近くには入れないようです)

この事故は月が替わって3月になるという日の夕刻に発生しました。
この日、私は養殖作業の出勤していたのですが事故発生時刻は穏やかな凪の海で眼の前でまさかこのような悲劇が起こっていたとは思いもしませんでした。
暗くなってから海岸線をヘリコプターが飛んでいてその音で何かが起きたのだと思っていたらLINEで事故の一報が入りました。

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翌朝からは漁協前には多くの報道陣や消防車両が・・・

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海中から当該漁船がサルベージされて漁港に陸上げされました。
この時はまだ1名の方が行方不明のままでした。
知人の漁協理事N氏とちょうど船の様子を見ていたら報道の方から取材を受けました。
漁船には近づけませんが外からは沈没を引き起こすような異常は見られません。
今回の事故では悪天候が要因とは考えられない状況でした。
ただ船内(船底)からスクリューの様子を点検するガラスの入った点検ハッチが外れていたようでこれが沈没の要因になったのでは?と考えられていますが当局からは事故原因の発表はいまだにありません。
ほどなく行方不明の方も隣町の海岸線に漂着されているのが発見され乗員4名全員の死亡となる漁協始まってい以来の大惨事となりました。

前述の通りこの事故は全国ニュースにも取り上げられて私がこの時期、ホタテの養殖作業をしていると知っている多くの友人・知人から連絡をいただきました。
現在は私は船には乗らずに陸上での作業専従なのでこのような海難事故に巻き込まれることはないのでご安心ください。