中秋の名月と人工衛星?

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今回は当初の予定を変更して9月29日の中秋の名月をお届けします。
(ミリタリーネタに興味のない方も多いと思われますので・・)
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長い間”中秋の名月”は満月と勝手に思い込んでいました・・
今年は各局のお天気キャスターさんが「中秋の名月と満月が重なるの2030年(9月12日)までありません」と教えてくれました。
本当にこのフレーズは今回は何度も聞きました。


上の画像は自宅2階の窓から撮影した21時41分のお月さまです。
※完全な満月の瞬間は18時58分だったようです。

この時間、もうお月さまはかなり高い位置にあったので戦闘機撮影に使っているやたら重い400mmズームレンズをかなり急角度で三脚に固定させる必要がありしっかり固定するのに難儀しました。(レンズの自重で下がってしまいます)
ピントはマニュアルでピント拡大機能を使って老眼の目で合わせたつもりですが・・
最後の方はカメラのオートフォーカス機能を使って何枚か撮影してみましたがMFとAFであまり変わらないような気もしました。


この日は雲もなかったのでちょっと久しぶりにやってみたいことがありました。


iPhoneの”星撮りくん2”という無料アプリを使って満月の夜空ではありますがちょこっと星空を撮影してみました。

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アプリの”星グル”モードを使って西の空を撮影
三脚にiPhoneを固定して設定を10分(600秒)露出でこんな感じに撮れました。
このアプリは撮影モードがこの”星グル”と”星空”のどちらかを選択して後はシャッタースピードを選ぶだけのお手軽さがいいです。

有料版もあっておそらくそちらの星グルモードはもう少しシャッター速度を長くできるのではないかなぁ?(10分露出だと少ししか星が動きません)


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星撮りくん2の撮影モードを”星空”にしてシャッタースピードを10秒に設定して天頂付近を撮ったところ・・
画像中央の右手に”もやっと白いライン”が見えています。

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拡大してみたところ2つの点が平行に移動しているのが写りました。
シャッタースピードを10秒にしているので点が10個ずつ平行に並んで写っています。
今話題のスターリンク衛星ではないと思います。
あれだと点の数がもっと多いと思うし2列並んでというのも違うと思うのですが・・
飛行機だと翼端灯がこんな感じになるかもしれないけど赤と青色のライトの点滅で写ると思うのでこれも違うかなぁ

このアプリではシャッタースピード10秒というのは露出時間が10秒ということではなく1秒間隔で10回(10秒間)撮影して画像を重ねているようです。
通常の天体だとこのくらいの時間ではそれほど移動しないので像を重ねて鮮明にできますが流星や人工衛星などは10秒もあればかなり移動するので1秒間隔でシャッターを切った際の位置がはっきり写っているのだと思います。

間髪入れずに今度は3秒で設定(この時はなにが写っているか画像の確認はしていません)

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先ほどの10個の点が平行に2列写っていた先にやはり写っていました。


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今度はシャッタースピードを3秒にしているので3個の点が平行に2列並んで写っています。

恐らく人工物(人工衛星)だと思うのですがこのように2列に並んだ点として写るのかなぁ?

1つの衛星の両サイドの太陽パネルが輝点として写っているのか?
ネットで調べたら人工衛星がこのように2列(二重平行線)に写ることがあるという書き込みを見つけましたが理由が言及されていませんでした。

撮影時間は9月29日(金)22:12と記録されています。
撮影場所は青森県上北郡横浜町でほぼ真上にレンズを向けて撮りました。
画像の上が西で下が東側になると思います。


この二重平行線についてどなたかお分かりになる方いらっしゃいませんか?

天体シュミレーションアプリがあるけど使い方がわかっていないので再現できません。