ヤマザキの餃子棒

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。


コンビニの店頭でこんなものを発見[exclamation×2]

IMG_1244D.jpg
ヤマザキの”餃子棒”
大阪王将の監修だそうです。

見てわかる通りパンの中に餃子(の具)が入っていると思われ興味本位で購入。


IMG_1245D.jpg
棒餃子というのは中華料理屋さんのメニューにも有りますがこちらは”棒餃子”ということで細長いパンの中に餃子の具(餡)が入っています。
パンの表面の焼き目が餃子をイメージさせていますね


IMG_1247D(2).jpg
中身はこんな感じで餃子の餡が詰まっています。
味の方は餃子というより中華まんに近いかも・・
中華まんの餡がニンニク臭くなった感じです。

不味くはないですがこれなら中華まんを食べたい気分になりました。
ヤマザキの中華まんは大好きです。(シーズンで何個食べたことだろう?)


ちょっと調べてみたらヤマザキと大阪王将のコレボは今回が初めてではないようです。
180904reishoku2.jpg
2018年の秋にこのような総菜パンを発売していました。
多分ランチパックのようなものだったのだと思いますがこちらのほうはまんま”中華まん”に近かったのかもしれません。
今回は見た目も重視でリベンジ?だったのかも・・・

大阪王将と餃子の王将は似て非なり
隣町に大阪王将のお店があったのですが餃子はともかく麺類のスープが温い(ぬるい)
何回か食事に行きましたが一向に改善の気配がなく

”大阪の人って熱いラーメンが苦手なのか?”とも思い始めたら敢え無く閉店。
正直あまりよいメージが無いお店となってしまいました。
青森県民にとっては温い温泉と冷めたような温いラーメンは絶対的にNGです。

映画を観る前に・・

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
先日、20年ぶりに映画館で映画を観たという話をさせていただきましたが上映前にかなり時間があったので途中にある三沢でちょっと撮影タイム。

この日は午後から降雨予報もあり朝からあいにくの空模様でしかも東風。
いつもの撮影ポイントでは東風では撮影できないので県立三沢航空科学館の大空ひろばへ

【アメリカ沿岸警備隊 HC-130J】
屋外展示のスタッフ(解説員)である顔馴染みのYさんと談笑しているとエアバンドからコーストガードの機体が離陸するとの交信が聴こえてきました。
コーストガードとはアメリカの沿岸警備隊(USCG)のことです。

三沢基地には航空自衛隊、アメリカ空軍&海軍の他に時々こうしてコーストガードの機体もやって来ます。

私は数年前に一度、遠くでタキシング中の機体を見たことがあるだけで飛行している様子はこの日初めて目にしました。

DSC01893.jpg
RWY10を離陸するコーストガードのHC-130J
HC-130Jは米空軍や空自が運用するC-130Jハーキュリーズの捜索救難型
見慣れたミリタリーカラーとは違ってシルエットがよくわかります。
三沢でもUSCGの機体を目にするのは珍しく居合わせた人はラッキー[るんるん]


DSC01901.jpg
青空だったらこのカラーリングはきっと映えたのになぁ~
プロペラはいい感じにブレてくれていますがちょっとシャッタ速度を下げ過ぎて被写体ブレです。
沿岸警備隊の機体が三沢に居たのは補給や給油のためだとは思いますが日本海沖で行われている北朝鮮船への瀬取り監視のためなのかも?(日本海では多国籍で監視継続中)
或いは日本の海上保安著との共同訓練があったのかもしれません。

【航空自衛隊 F-35A パイロン装着機】
DSC01834.jpg
航空自衛隊のF-35Aに主翼の下に武装を下げるためのハードポイントに取り付けるパイロンが設置されたと聞いていたのですがこの日初めて撮影できました。


DSC01880.jpg
この画像だとよくわかると思いますが今までになかった主翼下にパイロンが見えますね
将来的にこのパイロンに空対空ミサイルなどの武装が装備されます。
またパイロンに武装が装備された状態を”ビーストモード”と呼びます。


71871EwS10L._AC_SX679_.jpg
実はこのビーストモードのF-35Aはハセガワからプラモデルキットが発売されています。
実際に航空自衛隊ではまだこのようなビーストモード機はないのですが多分こんな武装になるのでは?

51ejg9I9YUL._AC_.jpg
▲プラモのパーツでいうとこの台形パーツが主翼下に装備されてるパイロンです。
実際のF-35A(上の方で掲載)に取り付けた画像でもこの形状が確認できますね

さてわが国初の本格的なステルス戦闘機F-35Aは敵レーダーから捕捉されにくくするために機体計上も凹凸の少ないシルエットになっています。

訓練時にはレーダー監視下にある必要があるので胴体上面にわずかな突起を出して敢えてレーダー反射を増大させているそうですがたったそれだけの突起でステルス性能に影響が出るという証しですね

従来の戦闘機のような主翼や胴体下に燃料タンクやミサイル類などの武装を装備するとステルス性能が著しく低下してしまうので武装についてはウエポンベイ(胴体内兵器倉)
に格納して使用時にハッチを開けて発射します。

装備できる武装はこの格納スペースのサイズによって制限されてしまうので場合によっては従来通りにステルス性能を犠牲にしてまで機体外(主翼下等)にむき出しの状態で武装しないといけません。

日本製の空対空ミサイルが実はこのウエポンベイには収まらないようで従来から実績のある国内製ミサイルをパイロンを使い機体外に装備することになったようです。

空自のF-35Aは空対空ミサイルが装備できない状況が続いていてこれまでは機体に慣れるための習熟訓練が中心でしたがパイロン追加でそろそろ武装化が始まれば訓練も次のステップに移行するのでしょう。

しかしステルス性能が犠牲になるのは少し不安というか勿体ないですがこれで
懸念されていた領空侵犯機への対処(アラート)にも投入される日も近い?



ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII(A型) ビーストモード プラモデル 02366

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII(A型) ビーストモード プラモデル 02366



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2021/01/28

  • メディア: おもちゃ&ホビー





New Ray 20617 1/60 Lockheed C-130 Hercules USCG

New Ray 20617 1/60 Lockheed C-130 Hercules USCG



  • 出版社/メーカー: New-Ray Toys

  • メディア: おもちゃ&ホビー









読了 『塞王の楯』 今村翔吾 著

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

前回の「同志少女よ、敵を撃て」に引き続き今回も最近の私の読書録を・・
実は全く同じ時期に前回と今回ご紹介となる小説を読んでいました。
2冊とも500ページ前後の大作でしたので夕食後から寝るまでの間やちょっとした時間を使って読み進めていました。

どちらも図書館から借りた本なので返却日が決められておりました。

まぁ、それぞれ2週間の貸出期間なので余裕と思っていましたがいろいろ他にやることがあったりと正味1週間ほどでトータル1000ページを読破することになっちゃいました[あせあせ(飛び散る汗)]


さて今回のご紹介は今村翔吾の『塞王の楯』(集英社刊)です。

IMG_1156.jpg
第166回 直木賞受賞作なのですでに読んだという方も多いのではないでしょうか?
戦国時代の終盤、関ヶ原の戦いの直前の大津城攻城戦。
城攻めを行う西軍には鉄砲職人集団の国友衆が最新の鉄砲や大筒で苛烈な砲撃を、一方、城方(東軍)には当時戦国最強の石垣職人集団である穴太(あのう)衆が改修した水堀や堅牢な石垣で籠城する味方を守るというまさに最強同士の”矛と楯”によるドラマが繰り広げられていました。
どんな石垣をも突き破る最強の鉄砲をつくればやがて勝ち目のない戦をやろうとは誰も思わなくなり戦は無くなるという国友衆。
対してどんな攻撃にも全くビクともしない堅牢な石垣を作れば攻めようなんて思う者はいなくなりやがて戦は無くなるという穴太衆。

どちらも自らの技術の研鑽でやがて戦のない平和な世を目指すという理想を掲げて臨んだ一戦。
武士でもない職人たちが戦場で夢見る戦の無い世は現代に生きる我々にも与えられた命題のようにも思えます。
戦国ものというと戦略的観点からのドラマが多いけどこの作品はどちらかというと戦術級ドラマです。
そうした点でもちょっと視点が違う作品ですね


以下、出版社サイトより


あらすじ


幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介(きょうすけ)。
彼は「絶対に破られない石垣」を作れば、世から戦を無くせると考えていた。
一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎(げんくろう)は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、
その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。
秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、
匡介は京極高次に琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。
攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける


塞王の楯 (集英社文芸単行本)

塞王の楯 (集英社文芸単行本)



  • 作者: 今村翔吾

  • 出版社/メーカー: 集英社

  • 発売日: 2021/10/26

  • メディア: Kindle版





500余頁という長編ですがとても面白く読み進めることができます。
作品を通じて”矛盾”有名な楯と矛の故事について考えさせられるところなのですが最強の矛も最強の楯も使うのは結局は”人”なのだと私自身は思いました。
歴史の史実からこの攻城戦の結末は城攻め方の西軍が城を開場させて勝利となりましたがここで大津城攻めに時間をとられて攻城軍は関ケ原の戦いに後れを取りその結果は皆さんの知るところです。

前回の「同志少女よ、敵を撃て」は設定上映像化はほぼ無理と思われますが「塞王の楯」は映像化は十分あり得ますね、迫力ある攻城戦の映像化は期待したいです。


穴太衆については以前ブラタモリで滋賀県の琵琶湖のほとりで石垣積み職人集団として紹介されていたのを観ていました。
難しい読み方(穴太)だなぁと気に留めていました。
昨今の歴史ブームにより最近はお城の石垣に興味を持つ人が増えているようです。

本来なら自分こそ”これ”を突き詰めて研究すべきなのかも?(ねぇご先祖さま)
歴史については人並み以上に好きなんですが”これ”にはどうも手を出さずに生きてきました。
興味を持って今に生きる穴太衆の末裔の方の会社のHPを見てみると最近の施工実績は海外の公園などに技術を振舞われているようでそういう平和的な場所で石垣づくりのノウハウが現代に生きているというのは彼らのご先祖様の想いが少しは通じたということかもしれません。
[かわいい]株式会社粟田建設のHPへ(こちら[ぴかぴか(新しい)]

戦国最強の石垣職人集団である穴太衆も同じく戦国最強の鉄砲鍛冶集団であった国友衆も琵琶湖のほとりの同じような地域(近江)に存在していたというのも面白い事実です。

また大津城城主である京極高次と正室・初夫婦も作品中にとても興味深く描かれていて今回新たに私の興味の対象が増えました。

正室である初(はつ)はあの浅井長政・お市の方の娘で茶々殿、お江と三姉妹。
その中でも初にはあまりスポットライトが当たって来なかったように思えますのでこの人を大河ドラマの主人公にしても面白そうなんですけど