【三沢基地】F-35A&E-2C、D(2021-07-19)

暑中お見舞い申し上げます.jpg
毎年この時期が一番エアコンが欲しくなります[たらーっ(汗)]
来年はエアコン買うぞ~と思いながらもこの1週間くらいを乗り切れば何とかなっちゃう青森です。


こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。
三沢基地つづきます。

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航空自衛隊 E-2D”アドバンスド・ホークアイ”01-4173


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こちらは航空自衛隊 E-2C”ホークアイ”34-3461

未だに飛行中のE-2CとE-2Dの識別ができません。

あとから機体番号で確認してやっとわかる程度[あせあせ(飛び散る汗)]
プロペラの枚数がE-2Cが4枚とE-2Dが8枚という点についてはE-2Cでも8枚プロペラに更新している機体もあるので・・・

この日は午後になって航空自衛隊のF-35Aが姿を見せてくれました。

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この撮影ポイントから400mm(換算値600mm)のノートリミングでこんな感じに接近して撮ることができます。
こちらは垂直尾翼にオジロワシの部隊マーク 第302飛行隊所属機です。


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気のせいかステルス戦闘機のカラーリングは写真に撮ろうとするとちょっと難しい感じがしています。
まさかそこまで欺瞞対策はしていないと思いますが特別塗装機仕様とかはステルス機では難しいかなぁ


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F-35Aもかなり見慣れてきたので当初のようなこのスタイルに対する違和感もだいぶ薄れてきました。


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写真では見にくいですが垂直尾翼にカエルのマーク 第301飛行隊所属機です。
ロービジブル塗装なので部隊マーク、機体番号ともに視認性をわざと落としているので仕方がないですね


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RWY28へ向けて着陸していきます。
現在、三沢基地がF-35Aにとっては唯一の配備基地なのですが

小松基地にもF-35A部隊を配備する計画があります。

▲スチル撮影の合間に珍しく動画を撮ってみました(α77Ⅱ)


F-35Aは単基エンジンなのでエンジン2基のF-15よりは騒音が押さえられるというけどあまり差は感じませんね。
ちなみに三沢基地の所属機は米軍、空自ともに単基エンジンの戦闘機ばかりです。
地元民にとっては各戦闘機自体が発する個々の騒音よりも飛行回数自体が騒音問題のポイントですね。


ハセガワ 1/72 航空自衛隊 E-2C ホークアイ プラモデル E30

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 E-2C ホークアイ プラモデル E30



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2008/12/25

  • メディア: おもちゃ&ホビー






ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353

ハセガワ 1/72 航空自衛隊 F-35 ライトニングII (A型) 第302飛行隊 プラモデル 02353



  • 出版社/メーカー: ハセガワ(Hasegawa)

  • 発売日: 2020/08/06

  • メディア: おもちゃ&ホビー





【三沢基地】オスプレイ(2021/07/19)

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

今回も2021/07/19の三沢基地での撮影の様子。

7/14~24日の予定で沖縄の普天間基地からアメリカ海兵隊の部隊が三沢の対地射爆場での訓練を実施していました。
米軍基地が集中する沖縄県の負担を少しでも減らすために沖縄県外に於いて米軍部隊の訓練実施(移転訓練)を推進させる一環で三沢では今回初めての移転訓練でした。

訓練期間中に三沢基地に駐機していた航空機は以下の通りです。

ティルトローター輸送機 MV-22B”オスプレイ” 4機

攻撃ヘリAH-1Z”バイパー” 3機

汎用ヘリUH-1Y”ベノム” 3機


アメリカ空軍のオスプレイは何度も三沢に飛来して訓練を実施しているので私も何度か撮影する機会に恵まれましたが海兵隊のオスプレイは初めてです。

攻撃ヘリや汎用ヘリも意外と空軍(空軍)と海軍(米軍)がメインの三沢では見ないので撮影できたら嬉しい。


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訓練を終えて帰還してきた海兵隊オスプレイ。
オスプレイはこの大きなプロペラから発せられる独特の音で接近がわかります。

初めて聞いたときはちょっと不気味な音だなぁと思いましたがこの独特な音は何度聞いてもちょっと怖い気がします。



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よ~く見ると垂直尾翼にはトラの部隊マークが描かれているので普天間基地に所属する2つのオスプレイ飛行隊のうちVMM-262”Flying Tigers"所属機のようです。


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この日はオスプレイ出現率高かったです。
地元紙の情報によると訓練期間中に5日しか離発着が確認できなかったようですが私が行った日はこの5日のうちの一日だったのでラッキーということですね。
また予定されていた夜間訓練は結局実施されなかったようです。
恐らく直前にアメリカ空軍のオスプレイが三沢基地近くの小川原湖で事前通告なしで超低空での訓練を実施して地元から猛反発を食らった余波ではないでしょうか?


動画を見ると水難訓練かなぁ

小川原湖ではワカサギ漁なども行われているので事前通告なしでいきなりこんなことやられたらまぁ漁民は怒るよなぁ~


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オスプレイは左右の大きなローター(プロペラ)を動かして固定翼機からヘリの様に垂直離陸ができる世界でもまだ珍しい特徴のある輸送機です。
上の画像では斜め上にローターを動かして徐々に垂直降下態勢に入るところです。


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かなりローターが真上に向いてきました。
こちらのオスプレイには垂直尾翼のトラのマークが見当たらないのでVMM-265”dragons”所属機でしょうか?
ローターの動きが止まって映らないようにシャッター速度を落としたのでちょっと被写体ブレで部隊マークに漢字で竜のマークが描かれているかまでは判別できませんでした。
航空祭で撮ったオスプレイはシャッター速度が速すぎてローターが見事に止まって写ってしまいました。

 

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滑走路が接近して来て完全にローターが真上になりました。

こうなれば大型ヘリと同じ飛行特性でヘリのように着陸します。
本当に近未来的な機体ですね


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待っていました!攻撃ヘリと汎用ヘリのコンビ。
画像の左が攻撃ヘリAH-1Z”バイパー”で右が汎用ヘリUH-1Y”ベノム”ですね


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AH-1Z”バイパー”は2人乗りでアメリカ海兵隊の主力
攻撃ヘリです。

AH-1W”スーパーコブラ”とはローラーの羽の枚数が2枚と4枚という外観上非常にわかりやすい特徴があります。

キティホークモデル 1/48 AH-1Z ヴァイパー アメリカ海兵隊攻撃ヘリコプター プラモデル

キティホークモデル 1/48 AH-1Z ヴァイパー アメリカ海兵隊攻撃ヘリコプター プラモデル



  • 出版社/メーカー: キティホークモデル

  • 発売日: 2015/02/12

  • メディア: おもちゃ&ホビー






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UH-1Y”ベノム”は汎用ヘリということですが武装を強化してバリバリの攻撃ヘリにもなります。
ベトナム戦争から使われている大ヒット汎用ヘリの流れを汲む機体で前述のAH-1Zと並行開発されました。


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ちょっと画像を拡大すると機体サイドに張り出した細長い円筒型のロケット弾ポッドとGAU-17ガトリング銃を構える兵士が確認できます。
なんだか銃口がこっちを向いているようで怖い。


キティホークモデル 1/48 UH-1Y ヴェノム 米海兵隊汎用ヘリコプター

キティホークモデル 1/48 UH-1Y ヴェノム 米海兵隊汎用ヘリコプター



  • 出版社/メーカー: キティホークモデル

  • 発売日: 2015/05/23

  • メディア: おもちゃ&ホビー





もうちょっと綺麗に撮りたかったですね
自分はヘリはローターの動きをどう見せるか(撮るか)を意識しすぎてシャッター速度を遅めにしすぎる傾向があるようでまだまだ研究しないと・・・


21日から暫時予定していた訓練をこなした機体から普天間基地への帰還が始まり26日までに普天間基地の海兵隊部隊は撤収しましたが27日の朝にAH-1Zが宮崎県の稲刈りの終わった田んぼに不時着した模様です。

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乗員2名にケガもなく物的被害もなかったというのでひとまず安心。
普天間基地所属機ということで三沢から帰還途中の機体なのかも?
宮崎ではもう1回目の稲の収穫が終わっているということにも驚きました。




先日、スーパーで大間産本マグロの屑身を買ってきて食べたことを書きましたが意外と反響が多くてびっくり。
今回も同じお店を覗いたらこんなお買い得な品が・・・

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前回購入したものよりお安くなってなんと200円台といってもほぼ200円。
その分、量も前回よりは少ないのでお茶わん1杯程度のミニミニマグロ丼程度ですかね。
今回は”中落ち”と表記がありましたが全開のような金色の”大間産”シールはついていませんでした。
我が家で刺身を食べるのは自分だけなのでこれは買い物に行くたびに売っていれば買っちゃいそう[るんるん]

まだちょっと三沢続きそうです。

ブルーインパルス

こん〇〇は!いつもご訪問いただきありがとうございます。

東京オリンピック2020いよいよ始まりましたね!
航空ファンとしては開会式に先立ち行われた航空自衛隊のブルーインパルスによる展示飛行が印象的でした。

ちょっと雲があって残念でしたが東京上空に見事なカラースモークによる五輪マークが描かれました。
この五輪マーク、5機が上空で大きく美しい輪を描けばいいということでもなく実際には隊長機を含めた6機編隊でこの世紀の展示飛行を実現しています。
デルタ編隊と呼ばれる三角形のフォーメーションで東京上空に現れた際に先頭の
1番機(隊長機)については2~6番機が通常のブルーインパルスカラーなのに対しT-4中等練習機のノーマルカラーでした。

▼T-4ノーマル仕様  ▼
T-4ブルーインパル仕様
ハセガワ 1/72 航空自衛隊 川崎 T-4 航空自衛隊 プラモデル D12 ハセガワ 1/48 航空自衛隊 川崎 T-4 ブルー インパルス プラモデル PT16







五輪マークを描く際は2~6番機が大きな輪をスモークで描きましたがその際に実は1番機である隊長機も一緒に輪を描いていました。
当然カラースモークは出していないので映像で確認しても1番機の姿を確認するのは難しいです。
五輪マークの3つの輪の真ん中の輪の先で1番機が2~6番機の基準となるべく同じように輪を描いて見せていたそうです。
1番機は基準となる機体なので他の機体と見分けが容易になるようにT-4のノーマルカラーにしていたのでは?と推測します。

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▲2019年の三沢基地航空祭でのT-4ブルーインパルス機


今回この世紀のイベントのために入間基地に派遣されたブルーインパルスの機体(登録番号)は以下の通りです。











































































 機体番号【参考】4月の展示飛行時の番号※
1番機06-5784 
2番機06-5790(1番機)
3番機06-5787 
4番機16-5666 
5番機16-5663(5番機)
6番機36-5697(6番機)
≪予備編隊≫  

1番機

56-5734 
2番機26-5692(2番機)
3番機36-5694(3番機)
4番機36-5693 
5番機26-5690(予備機)
6番機26-5686(4番機)

※【参考】直近の展示飛行2021/4/22 砺波市チューリップ祭り


当日に展示飛行をする6機編隊とその予備編隊の6機で計12機のT-4が準備していました。

12機のうち10機はブルーインパルスカラーで2機の隊長機はT-4ノーマルカラーです。
通常のイベントでの展示飛行には尾翼に1~6などの番号を記した機体の他に番号なしの予備機を1機程度の派遣ですが今回は予備機の垂直尾翼にも最初から番号が振られていました。
世紀のイベントで後世にまで展示飛行の映像が残されるので万が一の場合、予備機といえども番号なしの機体を使うのは忍び難いといった配慮でしょうか?

また急な交代でもカラースモークが番号ごとに最初からセットされていれば万が一の色違いミスも防げそうです。
上の表から直近のイベントで展示飛行をした時と一部尾翼の番号が変わっているのがわかります。


【航空自衛隊の機番解説】
例)06-5784
最初の数字”0”は領収(年)といってメーカーから防衛庁に機体が引き渡しされた年(西暦)の下1桁を表します。
その機種の導入時期がわからないと領収(年)が判然としないし10年以上に渡って導入される機体だととちょっと厄介な数字です。

この機体の場合、調べてみたら2000年に引き渡された機体でした。(下1桁0)


2番目の数字”6”は登録順位といって機体の種別を表します。
6はT-4中等練習機に割り当てられています。(0~9まであります)

ハイフン以後の最初の数字”5”は機種区分で任務や用途を表すもので5は練習機を表しています。(ブルーインパルスのT-4も中等練習機)
残りの3桁の数字”784”が製造番号順を意味していてこの3桁の数字はそれぞれの機体に振られたユニーク(独自)な数字。
T-4の場合は600番台から割り付けが始まりましたが今では700番台の機体もあります。
T-4は212機も生産されているので784という数字は184番機(600からカウント)といったことでしょうか?(実際にはちょっと違ってくるのですが・・)
上の表で16-5666号機は1991年に納入された66番目のT-4いった感じです。

同じ自衛隊でも海自の航空機は数字4桁、陸自の航空機は数字5桁の機体番号となっています。

次回は再び三沢基地での撮影のつづきです。