あおもりオベーション

先日(5/14)に役場から特別定額給付金(10万円)の申請用紙が郵送されてきました。

IMG_9541.jpg
私はマイナンバーカードとスマホを使ったネット申請を5/1に済ませているので改めて必要事項を記入の上、申請書を返送する必要はないのですが一応書類を確認すると5/21までの申請については5月下旬の入金と書いてありました。
ただネット申請だとシステムに不慣れな自治体ではとても手間がかかっているとのニュースも流れていたりして大いに不安になっております[たらーっ(汗)]

また今回の給付金にかかわる詐欺への注意喚起のビラも同封されていました。
詐欺グループにとってはまたとないチャンスというのは火を見るより明らかです。
こればかりはいくら注意を促しても特殊詐欺の被害が後を絶たないことからも被害者が続出する予感。
また身近な人からの借金の申し入れとかも個人間で増えそうなのでその辺のトラブルも増えそうです。

全国民等しく10万円の臨時収入が入るというのは今後いろいろ問題が出て来そうです。



緊急事態宣言が解除された青森県ですが県庁主導でコロナ関連のキャンペーンが始まりました。
ovation_a.jpg


「あおもりオベーション」という取り組みのようです。


「あおもりオベーション」は、感染防止に関する正しい知識の普及、
感染者やその家族への配慮、医療従事者など最前線で働く方々への感謝
などの気運を盛り上げていくために取り組むものです。
「オベーション」には「拍手」という意味があります。
不自由な生活の中でも日々冷静に行動してくださっている県民の皆さん、
自らを、そして周りの方々をたたえ合い、拍手を送りましょう。
(以上県庁サイトより)


さすがにこの機にゆるキャラ戦略とかはあり得ませんが(うっかりやりそうなのが青森県品質)キャンペーンロゴを制定して県内広く普及したいそうです。
県庁の特設サイトへ(こちらりんご娘などのメッセージも


social_a.jpg

こちらはソーシャルディスタンスの啓発ロゴ。
「あ お も り」の文字が隠れています。


ovation_d.jpg


『青森県民なめんなよ!』
昨年、話題になった津軽弁ラップのコロナバージョンもどうぞ!



非常事態宣言が解除になっても引き続き県境を越えての不用不急の移動は控えるべし!とのことなのですが県南特に岩手との県境付近の住民は買い物や通院は岩手側でという人が多いのですがちょっとこれまで通り県境を越えて・・というのは行き辛いですね
相変わらず感染者ゼロというのは信じられないというか凄すぎ!

【落選】モンベルのマスク

GW期間中にアウトドアブランドのモンベルのサイトで同社の高機能素材ウイックロンを使ったマスクの抽選申込があったので応募しましたが見事に落選しました[もうやだ~(悲しい顔)]


IMG_9531.jpg
昨日このような落選通知メールが届いていました。
抽選結果で落選した場合でもこのように通知メールが届くのは珍しいい誠意を感じます。
よく就活生が企業からの面接不合格の”お祈り”メールが届いた!と言っていますがバブル期の超売り手市場の就活した経験したことのない自分としてはなんか新鮮です。
もちろん”どこかでマスクが手に入ることをお祈り申し上げます‥なんて一文は有りませんけど・・


この記事を書いている時点ではまだ”アベノマスク”は当家に届いていません。
ようやく東京以外の大都市にも配達され始めているらしいのですが青森にはいつ届くのやら・・
近くのお店でも最近になって普通に洗えるマスク(布などの素材)が買えるようになってきました。
使い捨てマスクも50枚入り1箱で2千円台で買えます。
私は先日買った洗えるマスク”ぷるピッタ”2枚の他に1枚の計3枚でローテーションして使っていますが今のところ不自由はなさそうです。
このモンベルのマスクは”ウイックロン ポケマスク”という商品で小さく”mont-bell"のロゴが入るのがかっこいいと思って抽選に応募した次第です。
限定9万枚の販売でしたが果たして抽選倍率はどのくらいだったのか?

最近この手の抽選に当たった記憶がありません[たらーっ(汗)]
シャープのマスクも落選中・・


monberumauku.jpg



先日、このブログにも少し書いたお隣のむつ市にあるアツギの国内最大規模のストッキング工場(アツギ東北むつ事業所)で作られた無縫製のマスクの発売がいよいよ始まるそうです。
市では全市民分(56,000枚)の買い上げを決めて配布するそうです。
masuku1.jpg
眼鏡が曇りにくいとかいうことなので一般販売で見つけたら試しに購入してみたいです。
むつ市内のお店なら手に入るかな?
当面生産は月50万枚を計画しているそうです。
同工場はストッキングの生産で国内シェア最大規模ということです。
キャプチャ.jpg
※同社の通販サイトでも販売されていますが現時点で申し込み殺到ですでに在庫切れとなっているようです。([次項有]アツギのオンラインショップこちら

マスクについては供給量が増えてきている印象ですが消毒用アルコールを使ったハンドジェルなどはこちらでは店頭ではさっぱり見かけません。

ネットで比較的手に入りやすい安価なものはアルコール度数が70%未満のものがほとんどでウイルス除去の効果はほぼなさそうなので注意が必要です。(安さに釣られて買いそうになりました[あせあせ(飛び散る汗)]


新造船

4月の中旬、ちょうど私はホタテ養殖の仕事の真っ最中でしたが知り合いの漁師さんの新造船の進水式がありました。
写真撮影を頼まれたので仕事を一時中断してカメラを持って進水式に参加しました。
DSC00009.jpg

完成した船は最新鋭のホタテ養殖船です。
太平洋や日本海、マグロで有名な津軽海峡の荒波の中での操業というのは陸奥湾内ではないので船の形もちょっと違って見えるかもしれませんね。
DSC00855.jpg
進水式では新造船にこのように大漁旗を掲げて飾ります。
大漁旗は親戚縁者、漁師仲間、建造にかかわった人たちからのお祝いの品です。
もったいないようですが大漁旗がこのよう飾られるのは進水式のこの日だけです。
元々ホタテの養殖船なので決められた量を養殖施設から揚げるだけなので大漁になるなんてことはないのですが縁起物なので・・
贈られた大漁旗は最近は小学校の運動会やイベント時の飾りとしても活用されるようになりました。
カラフルで場が華やかになりますよ。

DSC00004.jpg
大漁旗で船体がよく見えないので平時の船の画像も・・・
最近の船はユニック(クレーン)搭載が主流になってきました。


DSC00008.jpg
新旧の船が横並びでの1枚。
画面左の旧船に我々は乗り込んで並走しながら撮影します。
この日はあいにくの曇り空&強風で撮影コンディションはよくなかったです。
こうしてみると船体の大きさに結構差がありますが新造船も5t未満の大きさです。
社労士(資格保有者)の観点からいうと陸奥湾などの特定内水面域では5t未満の船なら労災保険の加入義務がありません。(個人事業主の所有船に限る)
※試験合格から年数が経過しているのでうろ覚えの知識です。


DSC00820.jpg
進水式は神事なので神社の神主さんをお招きしての祈祷がはじまりました。
船上に仮設の祭壇が組まれました(。神主さんが持参)

DSC00826.jpg
このように船上で神事が執り行われます。
船主とその家族縁者や建造に携わった関係者も参列。
内容は家の新築時の建前神事と同じようなことをしていました。

ちょうどこの時期は漁師仲間も自分の仕事で手が離せないので岸壁にはあまり人影が無く少し寂しいです。
コロナの影響もあり保育所の園児が散歩の途中に見学する光景も見られず・・


DSC00829.jpg
操舵室(キャビン)の様子。
各種ディスプレイが並びます。

ちなみに船体はヤマハ製で北海道の関連会社の工場からフェリー経由の陸送。
エンジンは三菱重工製でエンジン取付や電装、漁具取付など各種艤装は私の親戚の工場で引き受けています。
新造船の相場はこのクラスで諭吉5千人以上呼び集めないと・・・


DSC00859.jpg
船上での神事が終わるといよいよ沖に出向です。
離岸の際は舷側のスラスターを使います。

大漁旗の旗竿は竹(笹)を使っています。

DSC00153.jpg
まずは海上での神事の続きということで神社の沖合を目指します。


DSC00090.jpg
神社の沖合では船を3回巡らせて神主さんによる祈祷があります。
新車購入時に神社やお寺に安全祈願をしてもらうのと同じですね。


DSC00292.jpg
最近の新造船の流行は船首部分のこのバルバスバウ。
数年前まではこのような形状の船首を持つ船はこの漁協には1艘も無かったのですが燃費向上が見込めるとかで一気に主流に・・
船体が波を切って進むちょっと前にバルバスバウが先に小さな波を切ってくれるので波の抵抗が緩和されて結果的に速力が出たりエンジン負荷が低減されて低燃費化につながるとか・・
海自の船の場合この部分に各種ソナーが内蔵されていますが漁船の場合、ここにソナーを搭載しているわけではありません。


大清丸(5).jpg
この日は風が強くて波も少しあっての撮影だったのでシャッター速度を上げての撮影です。
お互いの船が波で上下に揺れるのでAF(オートフォーカス)がうまく一瞬を捉えてくれているのか心配で連写ばかりだったので小1時間の撮影で500枚以上撮っていました。
この1枚は”水しぶき”、”旗の文字が読めるようななびき方”、”船首の角度”という好条件がそろっていたのですが背景に陸地が写っていたので背景を消す処理をしています。
うまい具合に曇天だったので水平線間際の違和感が薄らいでくれています。

本当は青空の下で遠景に下北半島の最高峰である釜臥山が入るとベストな構図になるのですが・・なかなかそうした好条件に巡り合いませんね


船主さんに撮影画像をデータで渡して気に入ったものを選んでもらい画質調整などをして大判に引き伸ばして進呈する予定です。


撮影中に波(海水)を盛大にカメラも浴びてしまったので接岸後は大急ぎでカメラのクリーニングをしました。(海水は乾燥後に影響が出るので心配)
次回からはカメラ用の防水ケースとかジャケットを用意します。

ETSUMI デジタルフォトレインカバー Mサイズ E-6350

ETSUMI デジタルフォトレインカバー Mサイズ E-6350



  • 出版社/メーカー: エツミ

  • メディア: Camera







本来であればこの後場所を変えて町内の施設で宴会というパターンなのですがコロナの影響で町が施設の貸し出しを中止したのと他の漁師も養殖作業の真っ最中ということで今回は宴会なしになりました。