東急 ステンレスカー555両突破記念乗車券

JR浜松さんのブログの記事(東急7000系の模型)に触発されて保管してあった懐かしい記念きっぷを探し出しました。

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これは昭和55年当時(私が小6のころ?)、東急電鉄が保有するステンレス車両が555両を突破した記念の乗車券で5枚で1セット。


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▲記念乗車券が入っていた封筒の裏面より


東急は国内初のステンレス車両(5200系)を導入するなど早くから車両のステンレス化を進めてきた鉄道会社です。
上の画像左から8000系、6000系、7200系、5200系、7000系がデザインされています。

素材は紙の類ではなくアルミシートのようなフィルムのような極薄素材でできています。


それぞれの券面を見ると運賃の合計が¥500なのでこれが購入価格だった模様。
当時はまだ大人70円区間もあったのですねぇ。

また券面には”二子玉川園”の表記がありますがこれを買ったのも確か家族で当時東急系列で運営していた遊園地であった”二子玉川園”内で開催されていたサーカスを見に行った帰りに買った記憶がかすかにあります。
二子玉川園もとうの昔に廃園となり駅名から”園”の文字が消えて久しいのですが今はおしゃれな街として人気の”ニコタマ”もまだ当時はそれほど賑やかだったという印象はありません。


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素材が素材なだけに撮影するのにも一苦労です。
スキャンして画像化しようとしたら真っ黒になってしまったのでこんな感じの画像で申し訳ありません。
(少しエンボスの入ったクリヤーファイルに挟んで撮影)

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この記念乗車券発行時の東急におけるステンレス車両の総数の内訳。


素材がペラペラなフィルムのような乗車券なので保存状態が良くないのですが興味本位でヤフオクで検索してみたら今でも購入時の価格とほぼ変わらない価格で出品されていました。(それ以下での出品もあり)
ちょっと残念。


私はそれほどきっぷの収集癖はないのですがこの記念乗車券と一緒に他の記念きっぷも出てきたのでおいおいUしてみたいと思います。

タミヤ FORD FOCUS WRCの製作 その7

さてタミヤ 1/24スケール FORD FOCUS WRCの製作、今回はデカール貼りです。


前回までにボディの赤白2トーンカラーの塗り分けが終わりましたがこの赤白の境界に青いラインが入ると”マルティニ”カラーとなります。

エンジンフードの両サイドにある赤いラインは本来はキット付属のデカールで再現できるのですが塗装仕上げの赤色と差が出るのを嫌って塗装としました。

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キット付属のデカールは画像左側のデカール(a)が主にマルティニカラーの青いライン用。
画像右側にデカール(b)がスポンサーマークやゼッケンシール。
カーナンバーはNo7とNo8の選択ができますが私は8号車を選択(特に意味はありません)
ちなみに7号車はシーズン(1999年)を通してあのコリン・マクレー(英)のドライブで8号車はモンテカルロはシモン・ジャン=ジョセフ(仏)のドライブなので圧倒的に7号車が人気でしょうね。
このレース(モンテカルロ)自体はフォーカスは車検規定違反で失格となっています。
WRCの1999年シーズンは日本車としては三菱はランエボVI、トヨタはカローラWRC、スバルはインプレッサWRCで参戦していました。
日本車が強かった時代ですね。


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赤白のボディカラーの境界に青いラインデカールを貼り終えたところです。
エンジンフードの両サイドの塗装仕上げの赤いラインとボディの白との境界の青いラインはデカールから切り取って貼っています。


第1の試練...

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よ~く見ると青いラインの切り出しに失敗していました。

この後、マークソフター(デカール軟化剤)を下手に塗ってこの細切りになった部分が分離して使い物にならなくなってしまいました[ふらふら]

フロント部分で目立つので何とか修正をしないと[あせあせ(飛び散る汗)]


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ちょうどタミヤのX-4ブルーが当該部分に近い色だったのでこれを筆塗り。
筆塗りだとやっぱり青のラインのエッジが綺麗に出せなく汚いので余剰の赤いデカールを少し切り出してラインに沿って貼って誤魔化してみましたが結構うまくいったようです。[わーい(嬉しい顔)]


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塗装段階での赤と白の境界が上手く塗り分けられなかったリアハッチドア部分ですが綺麗に青いラインでバランスよくカバーできました[黒ハート]


第2の試練・・・


ここまでは危うい場面も何とかしのいできましたがここからは完全には克服できない難関が続きます。


まずはドア上部のフォードレーシングのURLデカールを1つだめにしました。
これもせっかく綺麗に貼れたのにマークソフターを塗ったらめくれあがってしまい真ん中から張り合わせたようにぴったりくっついてしまいました。

このキットのデカールはやはり経年劣化し始めているようで兎に角扱いを慎重にしないとすぐにダメにしてしまいそうです。

水につけてもなかなか剥がれる気配がないとか剥がれてもすぐにまるまりたがります[ちっ(怒った顔)]

マークソフターを塗ると通常のデカールよりも軟化が早く進むようです。

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当該デカールが綺麗にに貼れたところ(左側ドア)


タミヤのカスタマーサービスでメールでデカールの在庫確認をしたところやはり在庫なしとの返信がありました。

これで退路が断たれました[バッド(下向き矢印)]

片側のデカールは諦めて貼らないようにしようかと思いましたがさらに追い打ちをかけるような大問題が発生[exclamation×2]


右側ドアのゼッケン番号の”8”の数字が変です。1-DSC01438.JPG

これもマークソフターを塗った後にデカールがドアの窪みに合わせて軟化した際に自ら引っ張ってしまったようです。
8の数字の下側が歪んでしまいました。
気がつたときは完全に軟化して密着していました。こうなると予備のデカールもなくお手上げです。

この段階で選択しなかった7号車に変更するという手も考えられましたが実は黒色の”7”のデカールを部分的にカットして歪んだ”8”の次の上に部分的に貼って誤魔化すという姑息な手を先に使っていたので”7”号車化はもう無理[あせあせ(飛び散る汗)]

結局、黒い部分のデカールを切り取って貼っても上手くいかず、以前オリジナルデカールを作ろうと買って置いた転写シール(タトゥーシール)を使うことにしました。

使うのは今回が初めてです。



このシールは比較的簡単に水転写デカールができちゃうという商品でインクジェットプリンター(鏡面印刷、左右反転印刷ができるもの)さえあればOK。
デカール化したいデザインはコピーでも手書きでもパソコン等で作成してもOKですがPCから出力した方が仕上がりがきれいですね。



1-DSC01445.JPG

作成したいデカールは2種類。
”www.fordracing.net”と数字の”8”です。


1-DSC01442.JPG

URLの方はPCで近い感じのフォントで作成。
少しBOLDが強かったのですが雰囲気、雰囲気・・・
こうして見るとやはりデカールの厚さが気になります(キットの物と比べるとかなり厚めです)


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一方”8”の字ですがこちらは使用されているフォントがどうしても見つからず綺麗に貼れた左側の”8”の数字をコピーして使ったのですがじっさいに出来上がったものを見ると少し太いようです。
スキャンした時かコピー時に縦、横どちらかの方へ少し扁平してしまっているようです。
これはコピー機の宿命で家庭用の汎用機ではどうにもなりません(コピー機販売の仕事をしていたのでよくわかります)
たぶんパソコンで作成して印刷した方がエッジもこんなに荒れずにできそうです。
後悔先に立たずですね

1-DSC01441.JPG
エッジも近くで拡大してみるとかなりギザギザがあります。

1-DSC01447.JPG

エッジをはっきりさせようとボディカラーの白をタッチアップしてみたのですが汚さに拍車がかかってしまいました[たらーっ(汗)]
デカールの厚みも気になりますねぇ

もうダメ(終了)[爆弾]
これ以上何かするとさらにドツボに嵌りそうなのでこれにて終了。
テンション下がりまくりです[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]


1-IMG_6138.JPG
それでもはなれてみればこの通り。
このキット、撮影は左側からだけ。
右側の撮影はNGとしましょう。
この右側ドアの”8”にデカールの失敗は大きすぎますねぇ[もうやだ~(悲しい顔)]

古いデカールにマークソフターは要注意です。


Mr.マークソフター MS231

Mr.マークソフター MS231



  • 出版社/メーカー: ジーエスアイ クレオス

  • メディア: おもちゃ&ホビー




上手に使えば素晴らしい効果(軟化)が期待できる一品。



このあとはクリヤー吹きですね

かなりテンションが下がっていますが何とか最後まで完成させましょう!

ラリーカーなので汚してしまおう!という誘惑に負けそうです。最後までお読みいただきありがとうございます。

模型の方はすっかりアレな感じですが・・

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